ストレスによるアトピー再発が不安な方へ。肌がゆらぐ時こそ見直したいこと。
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仕事が忙しい時、人間関係で疲れた時、睡眠不足が続いた時。
「また肌の調子が悪くなった気がする...」
「皮膚がポロポロ...痒いしストレス...」
「スキンケアをしたいけど、どうしよう...」
アトピー傾向のある肌や敏感肌の方にとって、ストレスを感じると痒みが出て、皮膚がポロポロと剥がれ落ち、その姿がまたストレスを生む……。そんな「負のループ」は、本当に辛い経験ですよね。ポロポロと剥がれ落ちる皮膚を見て焦り、「どうにかしなきゃ」といろんな化粧品や話題の成分を試したくなる時こそ、実は肌が一番悲鳴を上げている、注意が必要なタイミングです。
この記事では、ストレスによる肌荒れの連鎖に悩む方へ、スタッフの実体験に基づいた、肌がホッとするスキンケア方法と大切な注意点をまとめました。負のループを断ち切るヒントになれば幸いです。
悪化しそうな時こそ「見直す」
ストレスでアトピーが悪化しそうなときや、肌荒れが起きそうな予感がする時。以下のようなことをスキンケアで行っていませんか?何かケアを始める前にぜひ1度、ふり返ってみてください。
【要注意】間違いやすいケア
- 美容液を増やす
- 話題の成分を試してみる
- 高機能な化粧品へ切り替える
実はこれらすべて、肌が弱っているときには逆効果になりかねない、大きな落とし穴なのです。疲れ果てて風邪を引いて寝込んでいるときに、いきなりハードな筋トレを始めたり、プロテインをがぶ飲みして『元気になろう!』と言っているようなもの。
お肌もおなじで、アトピーが悪化しそうなときや肌荒れの予感がするときは、とにかく肌に優しく寄り添うように「うるおい」を補給してあげれば、それだけで十分です。
自宅でできるセルフケア
アトピー性皮膚炎や肌荒れのケアにおいて、何よりも基本となるのは「お肌を清潔に保つこと」と「正しい保湿」の2つです。実際、毎日のスキンケアはアトピー性皮膚炎の標準治療のひとつとされています。このシンプルなサイクルを正しくまわしてあげることが、繰り返すかゆみの悪循環を断ち切る一番の近道になります。
1.うるおいを守りながら洗顔する
肌が敏感なときは、少しの汚れや汗もかゆみの原因になります。ただし洗浄力の強すぎるアイテムでゴシゴシ強く洗いすぎると、外的刺激からお肌を守るうるおいまで洗い流されてしまい、アトピー悪化や肌荒れの原因に。肌の状態にあわせてぬるま湯洗顔を選択したり、洗顔料を使用の際には「手のひらで泡を転がすように優しく」が鉄則です。
2.うるおいを与え、バリア機能をサポートする
入浴後は皮脂が洗い流され、乾燥しやすいため早めにスキンケアを行いましょう。夏はベタつくからと保湿を怠りがちですが、熱中症が起きやすいように肌も水分不足になりやすいのです。スキンケアで外からもたっぷり水分補給を行いましょう。
肌が火照りやすいときやアトピーが悪化しやすいときは化粧水やジェル、乳液などテクスチャがさらさらとしたアイテムで、あまり肌を覆いすぎないように保湿ケアをし、体温がこもらないようにすることがおすすめです。
3.うるおいを閉じ込め、キープさせる
せっかく水分を補給したお肌も、エアコンの効いた部屋にいると水分がどんどん蒸発してしまいます。特に手元や首元、耳の周りなどはカサカサと乾燥しやすい箇所。こうした部分は、水分を入れたあとに優しく包み込むようにして、潤いをきちんとキープさせてあげましょう。
アトピーの症状が気になるときはもちろん、実は「調子が良いとき(症状が出ていないとき)」こそ、日常的に保湿を続けてあげることがとても大切です。お肌がパリパリに乾いた状態が続いてしまうと、バリア機能が崩れ、アトピーによる乾燥やかゆみがさらに悪化してしまうという悪循環に陥ってしまいます。
アトピー肌や敏感肌のスキンケアは、お薬による治療と同じくらい、この「日常のやさしいうるおいケア」をコツコツ積み重ねることが大切な土台になります。
4.肌をクールダウンさせる
紫外線やエアコンの空調ダメージなどのストレスを抱え込むことでポッポと熱を持ちやすくなり、やがてそれが乾燥や肌荒れ、アトピーを悪化させることもあります。熱をもっているように感じたら、保冷剤を清潔なハンカチやタオルでくるみ、そっと当てて冷やしてあげるのもよいでしょう。熱感がスッと引いて、かゆみが落ち着きやすくなります。
5.肌を掻きむしらない
肌が痒いとき、つい掻きむしってしまうと、バリア機能がさらに弱まってますます痒みが強くなるという「終わらない悪循環」に陥ってしまいます。
とはいえ、どうしても我慢できないほどの強い痒みに襲われるのが、アトピー肌の本当につらいところですよね。「掻いちゃダメ」と分かっていても止まらない自分を、どうか責めないでください。以下では、肌を掻きむしらないちょっとした工夫をまとめてみました。
「肌を掻きむしらない」ための小さな工夫
次のようなちょっとした工夫で肌の興奮をやさしく静めることもできますので、お医者さんに処方されたお薬やケア方法を取り入れながら実践してみるのもよいかと思います。
1.「冷やす」ことで痒みを和らげる
痒みの強い部分に冷水を優しくかけたり、保冷剤を当てて冷やしてあげると、神経の興奮が鎮まって痒みがスーッと楽になります。
2.触れてしまう手元を守る
無意識に掻きむしってしまうお子さまや、就寝中の対策には、手袋をはめたり保護用のストッキングをつけたりして、爪が直接皮膚に触れないよう優しくガードしてあげるのも効果的です。
3.保冷剤を使うときの注意点
肌が冷えすぎて凍傷になるのを防ぐため、保冷剤は必ず清潔なハンカチやガーゼに包んで使いましょう。また、同じ場所に長時間当て続けないように気をつけてくださいね。
まとめ
ストレスだけでなく高温多湿なこの時期は、湿度でもアトピーや肌荒れが悪化しやすい時期。まず「足すこと」よりも、スキンケアの「見直し」から行ってみてくださいね。
スキンケア時の注意点
- 塗りすぎない
- 話題の成分などチャレンジしすぎない
- ペタペタと保湿剤で覆いすぎない
おすすめのスキンケア方法
- うるおいを守りながら汚れを落とす
- やさしい使用感のアイテム選び
- みずみずしいテクスチャでの保湿ケア


